東へ西へ・旅行の記録

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(3)長崎、平和公園、グラバー園

二日目の午後は長崎です。
有田から1時間で長崎平和公園。

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 平和祈念像。

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 乙女の像。

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 水を求めながら亡くなった犠牲者の冥福を祈る、平和の泉。 

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 平和公園入り口。10年間ご無沙汰している間に上下のエスカレーターができていた。

 すぐ隣が爆心地で、破壊された家の瓦やレンガ、焼けた土や溶けたガラスなどが大量に埋没した当時の地層が明渠地下でガラス展示されている。

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 そのガラス展示の横の壁に埋め込まれた、原爆の焼け野原。 

 10年ほど前に広島と長崎の原爆資料館などを見ましたが、両方共に正確に投下された爆心地は軍事施設も軍需関連施設も遠いところです。逆に住民人口では中心地です。
 トルーマンも今のアメリカ政府も「戦争の終結を早めるための原爆使用」としていますが、疑問ですね。
 当時の商業、住宅の密集地域ですから、生活する一般住民が目標だったとしかいえません。
 目標は終結を早めるためよりも、史上最大の大量住民....だったのでしょう。

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 平和の母子像。

 4時過ぎにグラバー園近くのホテルに到着。
 5時半過ぎから、稲佐山からの夜景鑑賞ディナーがオプションで用意されいますが、稲佐山の夜景は前回(10年前)にも見ているともあり、それには参加せず自由行動としました。 

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 大浦天主堂。
 幕末にフランスが建てた、大浦天主堂。ここの司祭が浦上の隠れキリスタンを発見したが、直後に幕府はこの浦上キリスタンを追放し、過半が流浪死した。

 門前町となっている商店街を登って、グラバー園に入ります。入場料600円は10年前と同じでした。
 中心となるグラバーの住宅は1863年。
 敷地内には近くにあった彼の部下などの邸宅が配置、または移設されている。
 すぐ陸側下には大浦天主堂、海側下には香港上海銀行がある。

 英国東インド会社と香港上海銀行を支配し、阿片王の異名を持つサッスーン財閥が、上海にマセソン商会を設立し、その日本駐在としてグラバーを派遣した。
 1859年、スコットランド出身のトマス・B・グラバー21歳のころである。

 なお、神戸北野にはサッスーンの別邸が保存されている。
 そこの案内板にはトルコ人と書かれているが間違いである。サッスーンはオスマン帝国時代のバクダッドの金融家でロスチャイルド家と婚姻を結び東インド会社の中枢を握ることとなり、香港上海銀行を設立した。
 日本最初の銀行であり、日銀に系譜を辿れる横浜正金は香港上海銀行(現在のHSBC銀行)-マセソン商会の支援で設立されたものである。

 グラバーは坂本龍馬をはじめ薩長土肥の反幕府士族を集め、多大の援助を行った。
 グラバー園を中心とする地域は事実上の租借地状態となり、実際に共同租界とするプランもあったようだが、英仏が協調できず放棄された。
 薩長を軸に留学生を英国への大量派遣もグラバーによる。

 当時世界先端の炸裂弾を撃つアームストロング砲から軍艦、兵の装備、武器弾薬、兵站などは莫大な契約額と考えられ、それに比べれば準備工作である反幕府派への支援などは軽いものだったのだろう。

 さて、前に来たときは電車と坂道を浦上、平和公園、駅前、オランダ坂下と歩いて足が疲れてしまい、グラバー園にエスカレーターがあったので助かりましたが、グラバー邸そのものと周囲まででした。
 実は今回、そのエスカレーター2連が修理中とのこと。
 エスカレーターの代わりに、急な階段を頑張って登ります。
 (なにか、言い方が逆さな気もしますが?)
 
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 ウォーカー邸。明治に大浦天主堂隣に建てられたものを移設。屋根などはかなり日本風。
 向こう側は軒を伸ばしてバルコニーにしている。

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 応接喫茶というか、食後の喫煙雑談の部屋。

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 公園施設の祈りの泉。

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 三菱第二ドックハウス。船舶修理中の宿泊所である。

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 ドックハウス下の展望広場からの長崎市街。 

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 オルト邸。まわりを円柱回廊とした石造り。住宅としてはかなり大きな邸宅。
 突き出した切妻の前には小さな噴水池まである。

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 これも、喫煙雑談部屋と言ってよいのでしょう。
 蓋付きオルガンとアップライトピアノがあります。

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 鉄のベッド。現代からするとなんだか牢獄のベッドを連想するほどに簡素ですね。

 グラバー園は次へも続きます。
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