東へ西へ・旅行の記録

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(8)ローマからポンペイ

 5日目の朝。やはり5時に起床する。
 ホテルの内外を多少散歩する。今日は霧はない。

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 6時、ホテルの玄関。

 今日は早くて6時45分から朝食。
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 パン2種とバター、ハム、チーズ、スクランブルエッグ、フルーツサラダ、コーヒー。
 調理の都合か、在庫の都合かクロワッサンは「お一人1個にしてほしい」とのこと。ホテルの質が日毎に悪化してきたが、遂にここまで来たか。
 まあ、クロワッサンを3つも4つも食べたがる人もいないだろう。

 食事中にふと気がつくと、誰かが大きな声で流暢な英語を延々と話している。後から添乗員(もちろんある程度は英語が解る)が言うには、クロワッサンの一人1個に抗議していたらしい。
 私達と離れた席に中国人20人程の団体が入ってきたのだが、その幹事か添乗員らしき男が延々と話し続けていたのだ。
 クロワッサン1個と言うすごい単純な事柄を、いったい延々と何を演説しているのか。まったく不可解である。
 大陸中国人と思うが、尊大なのか見えを張っているのか、流暢な英語を自慢したいのか。これではおかしな連中と思われるだけだろう。まったくおかしい人達だ。 

 7時45分にポンペイに向けて出発する。今日は曇り空。

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 バスからアリスガーデンホテルが見えた。このホテルをお薦めする訳ではありません。

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 20年ほど前に見本市会場として建てられたもの。

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 山の上にモンテ・カッシーノ修道院。第二次大戦に収容所から志願した日系部隊の激戦地。修道院は米軍の空爆で完全破壊された。1964年に再建した。詳しくは「第442連隊戦闘団:Wikipedia」を参照されたい。

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 用水の右の並木の間が、復元されているアッピア街道。

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 ナポリの住宅街。日差しの良い地方では、洗濯物はやはり外に干したいですよね。

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 頂きに雲をかぶったベスビオ火山はナポリから十数kmの近さにある。火山の向こう側山麓がポンペイ。

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 ポンペイ遺跡の入り口。

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 左下に4本程見える杭は、船を係留する杭である。一般に2000年前は地球全体が現代よりも温暖湿潤で海水面が高かった。加えて、ポンペイの場合は火山活動による隆起もある。相まって現代の海岸は数km遠ざかっている。

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 港から市街への道路の一つ。

 ポンペイの起源は紀元前7世紀に当時のサルノ河口にあった集落が徐々に発展したものだが、紀元前89年他のカンパニア地方諸都市とともにローマの植民都市となる。以後はアッピア街道でローマに通じる港湾都市として発展した。
 紀元62年に大地震に破壊されるが、再建したばかりの79年8月24日にベスビオ火山が大噴火する。大量の火山灰が降る中で、翌25日の大火砕流によって瞬時に全滅する。火山灰はさらに降り、5mに達した。
 発掘は18世から開始されたが、本格的にはイタリア統一後19世紀からである。現在発掘されている限りでは、市街の直径は約3.5km、人口は2万人、奴隷を含めて10万人くらいと考えられている(研究者により若干異なる)。

 ローマ時代の遺跡は、西ローマの滅亡後は19世紀のイタリア統一まで、イタリア半島に強力な統一権力がなかったためもあり、1400年にわたって戦争、略奪、徴発、盗掘にさらされてきた。ルネサンス期の壮大な建築物も残っていた遺跡の材料を資材に使ったものが少なくない。現存する殆んどの遺跡は構造の石材さえ住宅や宮殿用に化けてしまい、表装の大理石、彫刻、レリーフ、絵画に至ってはみな無くなっている。
 ポンペイは高温の火砕流によって多くは破壊されたが、火山灰で埋まったために保存されたものも多い。古代ローマ人の生活が覗えるのはポンペイ遺跡によるものであり、彼らの未曾有の不幸がもたらしたものだ。

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 車道は排水路でもあったため、渡り石が埋められている。

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 復元された彫像。

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 ポンペイの中央広場。遠くにベスビオ火山。曇り空から時折日差しがさすようになった。
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